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がん細胞は一般の細胞に比べて細胞分裂のサイクル(細胞周期)が異常に速く増殖するが、東京医科歯科大の研究チームは、細胞周期を制御する酵素を発見し、6日付の米医学誌電子版に発表した。がん細胞の速い増殖は死亡に至る転移の原因にもなっており、仕組みの解明は新たな治療法開発に役立つという。
細胞分裂の周期はG1、S、G2、Mという4段階からなり、がん細胞ではG1期が異常に短いことが分かっている。
東京医科歯科大の吉田清嗣准教授らはこれまでの研究で、細胞核の中でがん抑制遺伝子を働かせるスイッチの役割を果たしていることが分かった酵素「DYRK2」に着目。核の外側での働きを調べるうちに、DYRK2を人為的に取り除くと、細胞周期のうちG1期だけが短くなり、細胞の増殖が活発になることが分かった。
また、DYRK2のない細胞をマウスに移植すると腫瘍が大きくなることも判明。初期のがんよりも進行したがん細胞でDYRK2が少なくなっていた。
・ 東京医科歯科大学が、がんの進行を制御する仕組みを解明――新しいがん治療に向けた標的分子を発見
- 大学プレスセンター(2月7日)
・ DYRK2 priming phosphorylation of c-Jun and c-Myc modulates cell cycle progression in human cancer cells
(英語) - JCI(2月6日)
※サイトや文章を翻訳
- Yahoo!翻訳
◇発生、転移のメカニズム
・ 細胞ががん化する仕組み
- がん情報サービス(2006年10月1日)
・ がん転移のメカニズムとは、打開策はあるのか
- がんサポート情報センター(2007年11月号)
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